ミシシッピアカミミガメ（ミドリガメ）などの”条件付特定外来生物”として規制されている外来種のカメが脱走してしまった場合、罰則の対象になるのか不安に感じている飼い主さまも多いのではないでしょうか。
大切なペットがいなくなるだけでも心配が尽きないところへ、「法律違反」や「外来生物法の罰則」という言葉が頭をよぎれば、焦りや混乱が増してしまうものです。
本記事では、対象外来種のカメが逃げてしまった際の考え方や法律のポイント、そして飼い主さまが行える対処方法について、わかりやすく解説していきます。
迷子になったカメの捜索をご希望の飼い主さまは、弊社の無料相談窓口をご遠慮なくご利用ください。
プライベートアイ広報部では飼い猫の脱走にまつわる有益な情報を定期的にお届けしております。
アカミミガメが逃げた時の注意点と対処｜目次
●条件付特定外来生物が逃げたときの罰則とは
アカミミガメは、生態系への影響が大きい外来種として国により「条件付特定外来生物」に指定され、令和5年6月1日から新たな規制が施行されました。
主なポイントは以下の通りです。
・ペットとして飼育すること自体は可能だが、“野外への放出”は法律で禁止されている
・カメが自力で脱走し野外へ出てしまった場合も、最大で３年以下の懲役または300万円以下の罰金となる場合がある
規制の対象となる外来種カメは、以下の3種類です。
・キバラガメ
・カンバーランドキミミガメ
・ミシシッピアカミミガメ（ミドリガメ）
これらのカメは、外来生物法の観点で厳しく管理されており、迷子・逃走は「不適切な飼育」と判断されるケースもあるため、注意が必要です。
●規制対象のカメを飼育する際のポイント
条件付特定外来生物であるカメを飼育する際の基本的な注意点は次の通りです。
・寿命まで責任を持って飼育することが前提
・飼育に関して特別な申請・許可・届出は不要
・しかし野外への放出や逃がす行為は固く禁止
・飼育が難しくなった場合は、譲渡先を確保する必要がある
・適切に管理せず、カメが逃げ出した場合も違法となる可能性
・規制開始前から飼っている個体については、これまで通り飼育可能
・譲渡先が見つからなければ、自治体の指示に沿った処分が求められる
簡単にまとめると、
捕獲・飼育・無償譲渡はOK
放出・販売・頒布・購入はNG
という形になります。
外来種管理のルールは誤解されやすいため、迷子防止のためにも、飼い主さまは日頃から脱走対策を徹底しておく必要があります。
●なぜアカミミガメは規制されているのか？
アカミミガメが条件付特定外来生物に指定されている背景には、以下のような理由があります。
・サルモネラ菌を保有している可能性がある
・レンコン畑など農作物への被害が確認されている
・ペットとして飼われた個体が野外に捨てられ、全国的に定着してしまった
・在来種のカメや水生植物・魚類・両生類・甲殻類と競合し、生態系への悪影響が大きい
特に重要なのが、「なぜ特定外来生物ではなく“条件付”特定外来生物なのか」という点です。
特定外来生物に指定されると、輸入・飼育・販売などが全面的に禁止され、飼い主さまの負担が非常に大きくなります。
環境省の調査では、平成25年度時点で全国110万世帯が約180万匹のアカミミガメを飼育していると推計されています。
もし特定外来生物に指定してしまうと、複雑な手続きを全世帯に求めることになり、「手続きが大変だから野外に捨ててしまおう」という最悪の事態を招く恐れがあります。
そうした混乱を防ぎ、かつ生態系への影響を抑えるために、手続きは不要としながら”放出禁止”と”管理不十分への罰則”を設けたと考えられます。
●対象のアカミミガメが脱走した時の対処方法
アカミミガメを意図的に野外へ放つことは、外来生物法により明確に禁止されています。
脱走した場合でも、生態系への影響を防ぐため、飼い主さまの責任で速やかに保護することが求められています。
以下に、逃げてしまったカメを見つけるために飼い主さま自身が行える対処法をまとめました。
近隣への共有
ご近所の方へ脱走したことを伝え、見かけたら連絡をいただけるようお願いしましょう。近隣住宅の庭や物陰に入り込んでいる事例も多く、協力を得ることで発見につながりやすくなります。
自宅内・周辺の徹底捜索
カメは狭く薄暗い、湿度の高い場所を好む傾向があるため、庭の陰や物置、室内の家具の隙間など、見落としがちな箇所も丁寧に確認しましょう。カメの迷子は”近くに潜んでいるケース”が多いのも特徴です。
警察・行政機関への問い合わせ
警察署、動物愛護センター、市区町村の窓口などに連絡し、保護情報を確認します。警察では保護された動物が”落とし物”として扱われるため、遺失物届を提出する必要があります。
ペット捜索の専門業者へ相談する
自力で探しても見つからない場合は、迷子ペット捜索を専門とする探偵業者へ依頼する方法もあります。専門知識や豊富な経験を基に、飼い主さまでは気づきにくい行動パターンを読み取り、早期発見につなげることが可能です。
●プライベートアイのペット捜索について
プライベートアイでは、犬・猫・鳥・爬虫類・小動物など、動物全般での捜索を承っています。
以下には、弊社の特徴についてご案内します。
全国即日対応
保護のための知識と経験が豊富なペット探偵が常駐していますので、全国にて即日対応が可能です。飼い猫の捜索はスピードが重要なため、迅速な対応が求められます。
万全なアフターフォロー
万が一、保護が実現せず捜索終了してしまった場合でも、無料でのアフターフォローを無期限にて実施しております。また、保護後の脱走防止策や、猫との信頼関係を深めるためのアドバイスも行い、脱走再発防止をサポートしております。
低価格で明確な料金体制
8時間：50,000円〜（諸経費・消費税別）諸経費には、交通費や宿泊費、機材費などが含まれております。捜索の状況に応じ、延長を行うかどうかは依頼者さまとご相談の上実施します。延長を行う場合、初回料金の半額にて対応が可能なため、お気軽にご相談ください。
迅速な対応でトラブルを回避️
24時間365日で無料相談を活用することができ、相談できる内容に限りはございません。前述の通り、即日での対応を承っておりますので、安心してご依頼いただくことが可能です。
業界一を誇る誠実さとサポート体制
大切なペットの保護に尽力する誠実な姿勢、またご依頼者様の気持ちに寄り添ったサポートは、業界トップだと自負しております。捜索においても、ペットの種類や特徴に応じて、適切な捜索方法のご提案を行いますので、お気軽にお問い合わせください。
●カメの捜索に関するよくあるご質問
捜索について、実際に弊社に多く寄せられるご質問について、以下にご案内します。
その他のご質問については、お気軽に無料相談窓口をご活用ください。
Q．相談はどのようにできますか？
A．電話（0120-113-443）、メール、LINEにて24時間・365日無料相談を承っております。
Q．対応できるカメの種類は？
A．アカミミガメはもちろん、リクガメ・クサガメ・イシガメなど、幅広く対応しています。
Q．他社で見つからなかった場合でも依頼できますか？
A．はい。他社案件を引き継いだ場合の成功事例も多くあります。
Q．SNSで探すより探偵に依頼する利点は？
A．迅速な対策と専門の機材により、誤情報を避け効率的に発見できる点です。
Q．どんな人に利用してほしいサービスですか？
A．「家族の一員を失って不安な方」にこそ、すぐに頼っていただきたいサービスです。
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プライベートアイでは、カメの行動特性に寄り添い、状況に適した捜索方法を組み立てて保護活動を行っています。
・隣家の庭をどう探せばいいか
・地面を掘って隠れている可能性
・意外と早く移動し遠くまで行くリスク
ネット上にはさまざまな情報が飛び交っていますが、弊社では一律のマニュアルではなく、個体の性格・種類・脱走経緯・環境要因などを丁寧にヒアリングした上で分析し、最適な捜索計画を立てています。
飼い主さまの大切な家族であるカメを見つけ出すため、これまで積み重ねてきた知識と実績を活かして、誠実にサポートいたします。
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