
一度脱走を経験した猫は、外の世界に強い興味を持ち、繰り返し脱走を試みるようになるケースが少なくありません。
実際に弊社にご依頼をいただく多くの猫ちゃんも過去に脱走経験がある子たちなのです。
そのなかには8度目の脱走となる子もおり、繰り返される脱走は依頼者さまにとっても大きなストレスとなる可能性があります。
本記事では、猫が脱走を繰り返す心理を深掘りし、再発を防ぐための効果的な対策をご紹介いたします。
飼い猫の度重なる脱走にお悩みの方は、お気軽に弊社の無料相談窓口をご活用ください。


こちらでは、大切なペットが脱走しお困りの飼い主さまに向け、定期的に情報発信を行なっています。
脱走を繰り返す猫に効果的な対策とは?|目次
●猫が脱走を繰り返す心理
まず、猫が何度も脱走を繰り返すのには、必ず理由があります。
脱走の原因を理解することで、より効果的に対策が行えるでしょう。
以下に、猫が脱走する原因をいくつか紹介します。
過去の脱走体験
猫は非常に記憶力の良い動物です。一度外に出て自由を楽しんだ経験があると、その楽しさを忘れられず、再び外に出ようと試みます。
網戸のロックが弱い
窓を少し開けたままにしていたり、玄関の開閉時に注意を怠ったりすると、脱走に繋がります。猫はわずかな隙間でも通り抜ける能力があるため、徹底した対策が必要です。
自宅環境でのストレス
ストレスは、脱走に対する大きな要因の一つと言えます。飼い主の無意識な行動(大きな音を出す、構いすぎるなど)がストレスになることもあれば、多頭飼いの場合、他の猫との相性の悪さが起因することもあります。
不十分な脱走対策
窓やドアの管理が不十分だと、猫は些細な隙間を見つけて脱走してしまいます。また脱走防止ネットの緩みから逃げ出すケースも少なくありません。
飼い猫の性格や習性
猫の中にも、好奇心旺盛で活動的な性格の子がいます。このような猫は、環境に特に不満がなくても、外に行きたいという衝動に駆られることがあります。このような性格の猫は脱走癖が強い傾向にあり、飼い主としては一層の注意が求められます。

●保護した飼い猫が再び脱走した事例
弊社のペット捜索を活用し、実際に保護に至りましたが、半年後に再び脱走してしまった事例について以下にご紹介いたします。
飼い猫の繰り返される脱走にお悩みの方の参考になりますと幸いです。
以前、保護していただいた猫のハナが再び脱走してしまいました。
今回は、家の鍵が閉まっていなかったようで、他の猫がドアを開けて外に出た際、一緒に出てしまったようです。
ひと晩中、玄関や窓を開けて待っていたのですが、家の中に戻ってきてくれませんでした。
近くまでは来ているのですが、エサをあげたり、呼びかけたりしても戻ってきてくれません。
まるで、飼い主である私をあざ笑うかのように、外の環境を楽しんでいる様子が見受けられます。
寒さや空腹で戻るかもしれないと思いつつも、誰かに頼らざるを得ないため、捕獲の依頼をさせていただきたく、ご連絡いたしました。
一筋縄ではいかないことはご承知かと思いますが、今回も力を貸していただけますでしょうか。
ご無沙汰しております、相談よろしいでしょうか。
なんと、5日前にまたまたまたハナが脱走してしまいました。
和室の障子と窓を閉め忘れたことが原因で、他の子たちは戻ってきたのですが、ハナだけは帰ってきません。
お腹は相当空いてると思うのですが、窓の前をうろうろしているだけの様子で部屋の中に入ってくる様子がありません。
今回は家のことで出費が重なっているため、捜索の依頼はできないのですが、自力で帰って来れるようなアドバイスをいただけますでしょうか。
【8度目の脱走となるハナちゃん】※依頼者様の許可を頂いた上で掲載しております

●自分でできる脱走対策をご紹介
猫はちょっとした隙を見て、まさかと思う場所からも脱走を試みます。
再び脱走させないために、ご自身でもできる防止策を以下にいくつかご紹介いたします。
窓やドアの脱走防止策
猫が脱走しないよう、まずは物理的な対策を徹底しましょう。脱走防止ネットを窓やベランダに設置する、二重ドアにするなど、猫が外に出る隙を作らない環境を整えることが重要です。
屋内での遊びを増やす
家の中でも十分に楽しめるように、大きめのキャットタワーやトンネル、レーザーポインターなどの遊具を活用しましょう。また、定期的に遊んであげる時間を作ることで、猫がストレスを感じにくくなります。
飼い猫のストレスケア
フェロモン製品を活用することで、猫が落ち着ける環境を作ることができます。また、運動不足がストレスにつながるため、猫の体力に合った運動時間を確保することも大切です。ブラッシングや撫でることでスキンシップを増やし、安心感を与えることも効果的です。
安全な屋外スペースを作る
脱走癖の強い猫には、専用フェンスで囲った庭やベランダを用意することで、安全に外の環境を楽しませることができるでしょう。また、リードやハーネスを使用して散歩させる方法も挙げられますが、すり抜けて脱走してしまうケースが多いため注意が必要です。

●飼い猫が再び脱走してしまったら
万が一、猫が再び脱走してしまった場合は、慌てず適切に対処することが重要となります。
以下には、脱走時にすぐできる5つの対処法をご紹介します。
①すぐに周辺を捜索する
脱走した場所の周辺を迅速に捜索しましょう。猫は家に付くと言われるように、慣れ親しんだ場所に戻ることが多いため、近くにいる可能性が高いです。呼びかけながら慎重に探し、周囲の住人にも協力をお願いすると効果的となります。
②餌やおもちゃで誘導する
猫が脱走した場所の近くに、普段食べている餌やお気に入りのおもちゃを置きましょう。猫は食べ物や匂いに敏感なので、これらを使って猫を引き寄せることができます。また、窓を開けて自宅に戻るように誘導する方法も試してみると良いでしょう。
③帰宅ルートを整える
脱走した猫が自力で戻れるように、帰宅ルートを整えることが大切です。脱走した窓の下に段ボールを置いて登りやすくしましょう。さらに、夜間などは飼い主さまの呼び声を録音し、繰り返しスピーカーで再生すると安心して戻って来ることもあります。
④捕獲器を使用し保護する
猫が自力で戻らない場合、捕獲器を使用して安全に保護する方法が挙げられます。捕獲器を設置することで、警戒心を与えずに猫を捕まえることができます。ペット探偵や専門家に相談し、適切な場所へ設置を行うことが重要です。
⑤ペット探偵に再度依頼する
再度脱走してしまい、どうにもできない場合は、前回依頼したペット探偵への連絡を強くおすすめします。前回の捜索で猫の特性や行動パターン、脱走時の環境などを既に把握しているため、スムーズな保護が望めるでしょう。信頼関係も既に築かれており、飼い主さまとしても安心して任せることができるでしょう。

●プライベートアイのペット捜索について
プライベートアイでは、犬・猫・鳥・爬虫類・小動物など、動物全般での捜索を承っています。
以下には、弊社の特徴についてご案内します。
全国即日対応
保護のための知識と経験が豊富なペット探偵が常駐していますので、全国にて即日対応が可能です。飼い猫の捜索はスピードが重要なため、迅速な対応が求められます。
低価格で明確な料金体制
8時間:50,000円〜(諸経費・消費税別)諸経費には、交通費や宿泊費、機材費などが含まれております。捜索の状況に応じ、延長を行うかどうかは依頼者さまとご相談の上実施します。延長を行う場合、初回料金の半額にて対応が可能なため、お気軽にご相談ください。
迅速な対応でトラブルを回避️
24時間365日で無料相談を活用することができ、相談できる内容に限りはございません。前述の通り、即日での対応を承っておりますので、安心してご依頼いただくことが可能です。
業界一を誇る誠実さとサポート体制
大切なペットの保護に尽力する誠実な姿勢、またご依頼者様の気持ちに寄り添ったサポートは、業界トップだと自負しております。捜索においても、ペットの種類や特徴に応じて、適切な捜索方法のご提案を行いますので、お気軽にお問い合わせください。
万全なアフターフォロー
万が一、保護が実現せず捜索終了してしまった場合でも、無料でのアフターフォローを無期限にて実施しております。また、保護後の脱走防止策や、猫との信頼関係を深めるためのアドバイスも行い、脱走再発防止をサポートしております。

●繰り返される猫の脱走にお悩みの方はプライベートアイへ
・脱走癖をやめさせたい
・脱走するスパンが短くなっている
・適切な脱走対策をアドバイスしてほしい
など、飼い猫の度重なる脱走にお悩みの方は、プライベートアイにお任せください。
「いつも通り帰ってくるだろう」と放置してしまうと、遠くへ行ってしまったり、事故などの危険な目に遭う恐れがあります。
保護に向けた迅速な対応と、再発防止のための脱走対策を総合的にサポートいたしますので、まずは専門家へご相談ください。
ご相談をご希望の方は、ペット探偵プライベートアイの「無料相談窓口」をページ上部の電話・メール・LINEのいずれかのボタン及び下部のメールフォームよりご活用ください。
専門家が丁寧にサポートし、最適な対策提案をさせていただきます。
