
飼い猫が脱走してしまい、咄嗟に後を追いかけた結果、さらに遠くへ逃げてしまったというご相談が多く寄せられています。
飼い主さまとしては当然の反応ですが、実は追いかけるという行動は、かえって発見を困難にしてしまう恐れがあるのです。
本記事では、脱走した猫を追いかけることがなぜ逆効果になりうるのか、その理由と正しい対処法について解説いたします。
大切な飼い猫の脱走でお悩みの方は、まずは弊社の無料相談窓口をご活用ください。


プライベートアイ広報部では飼い猫の脱走にまつわる有益な情報を定期的にお届けしております。
脱走した猫を追いかけてはいけない理由とは|目次
●脱走した猫を追いかけるとどうなるのか?
猫が脱走した直後、追いかけてしまうと逆効果になり保護が難航する恐れがあります。
以下にいくつか、考えられる理由を猫の習性とともに解説いたします。
本能で逃げてしまう
猫は追われる=危険と本能的に感じます。脱走直後は特に警戒心が高まり、パニックに陥っています。そのような状況で飼い主さまが追いかけてしまうとさらに遠くまで逃げてしまう恐れがあるのです。
帰り道がわからなくなる
猫は匂いや景色を頼りに帰ってきますが、パニック状態で走って逃げてしまうと、その目印を見失うことがあります。また、脱走現場を危険なエリアとして認識してしまい、戻れなくなることも。
飼い主さまを怖がるようになる
犬は本来、自由に動き回ったり走り回ったりすることで体力やストレスを発散する動物です。しかし、十分な散歩や運動ができていないとエネルギーが有り余り、不満やストレスが溜まりやすくなります。
野生化するリスクがある
脱走から時間が経過すると、猫は野生化してしまう可能性が高まります。外の環境に慣れると、人間を恐れ、夜間だけ活動するようになり、発見が困難になることがあります。

●弊社で実際に保護した事例についてご紹介
次に脱走した飼い猫を慌てて追いかけた結果、行方がわからなくなってしまった事例についてご紹介いたします。
脱走してから保護までの流れを参考までにご覧ください。
この子は、約6年前、子猫の頃に保健所から迎え入れた大切な家族です。
外に出ていたことに気付き、すぐに家族全員で追いかけましが、途中で見失ってしまい、行方が分からなくなりました。
また、声を張り上げて怒鳴るように名前を呼んでしまったため、怖かったのだと思います。
その後、私たちで近所を名前を呼びながら探し続けましたが、見つけることができません。
自分たちの捜索では限界を感じたため、プロのペット探偵に捜索を依頼することを決意し、プライベートアイさんへ連絡いたしました。
捜索員の方が到着してくださり、丁寧なヒアリングの後、一緒に脱走現場まで来てくださいました。
その後、捜索員の方は野良猫の情報やポスティング箇所を住宅地図に詳細に記入しつつ捜索を進めてくださいました。
間もなくして、野良猫にエサを与えている方のお家で、飼い猫を見たという情報をいただくことができたのです。
翌日、エサを与えている方へ捜索員の方がカメラの設置について交渉をしてくださったのですが、「見かけたら連絡する」とのことで、設置の許可は得られませんでした。
情報提供者の協力が得られない状況でしたが、捜索員の方はそのような状況でも保護できるよう一生懸命対策をしてくださいました。
その結果、脱走から約2週間後、チラシを見た近所の方から連絡をいただき、無事に保護することができました。
捜索員の方の丁寧な対応とアドバイスのおかげで、飼い猫が無事に家に戻ってくることができました。
この度は本当にお世話になりました。
また何かあったらプライベートアイさんにお願いしたいです。
【無事保護ができたシラスくん】※依頼者様の許可を頂いた上で掲載しております

●脱走後の正しい対処方法とは?
脱走した猫を見つけるための基本は、「追いかけるのではなく、待つこと」です。
焦る気持ちを抑えつつ、次の手順で冷静に対応しましょう。
1. 脱走場所と時間を正確に把握する
まず、脱走した場所から半径50~100m以内を中心に捜索を始めましょう。猫は脱走直後、恐怖や警戒心から、近くの物陰や車の下、植え込みなどに身を隠していることが多いです。名前を呼ぶときは、できるだけ落ち着いた優しい声で呼びかけましょう。
2. 猫の好きな匂いや音を活用する
自宅周辺に、普段使っている毛布、トイレ砂など、猫の匂いがついたものを置いておきましょう。ごはんやおやつの匂いを漂わせて、猫が自ら戻ってくるのを誘導します。お気に入りのおもちゃの音や、カリカリを振る音なども、猫の注意を引く手助けになります。
3. 夜間の捜索を行う
猫は夜行性のため、日中はじっと隠れていて動かないことが多いですが、夜になると活発になります。夜間の静かな時間帯に懐中電灯を使って、反射して光る猫の目を探すと効果的です。
4. チラシやSNSでの情報発信
ご近所の方に協力をお願いし、目撃情報を集めましょう。写真と連絡先を記載したチラシを作成し、ポスティングや掲示板などに掲示するのも効果的です。SNSや新聞の折り込みなども活用して、広く情報が拡散できるようにしましょう。
5. プロの猫探偵へ依頼する
自力での捜索が難しい場合はプロの猫探偵に早めに相談することが望ましいです。豊富な経験や捜索知識を脱走した飼い猫捜索のため活用し、発見保護の確率を高めることが期待できるでしょう。

●ペット探偵プライベートアイのSNSをご紹介
プライベートアイでは、日々の活動内容をインスタグラムやX(旧Twitter)にて掲載しております。
また、飼い主さまにはアンケートのご協力を募り、捜索についてのリアルなお声を頂戴しています。
大切なペットが迷子になり、捜索依頼を考えている飼い主さまの一助になりますと幸いです。
参考に下記のボタンよりご確認くださいませ。


●プライベートアイのペット捜索について
プライベートアイでは、犬・猫・鳥・爬虫類・小動物など、動物全般での捜索を承っています。
以下には、弊社の特徴についてご案内します。
全国即日対応
保護のための知識と経験が豊富なペット探偵が常駐していますので、全国にて即日対応が可能です。飼い猫の捜索はスピードが重要なため、迅速な対応が求められます。
低価格で明確な料金体制
8時間:50,000円〜(諸経費・消費税別)諸経費には、交通費や宿泊費、機材費などが含まれております。捜索の状況に応じ、延長を行うかどうかは依頼者さまとご相談の上実施します。延長を行う場合、初回料金の半額にて対応が可能なため、お気軽にご相談ください。
迅速な対応でトラブルを回避️
24時間365日で無料相談を活用することができ、相談できる内容に限りはございません。前述の通り、即日での対応を承っておりますので、安心してご依頼いただくことが可能です。
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大切なペットの保護に尽力する誠実な姿勢、またご依頼者様の気持ちに寄り添ったサポートは、業界トップだと自負しております。捜索においても、ペットの種類や特徴に応じて、適切な捜索方法のご提案を行いますので、お気軽にお問い合わせください。
万全なアフターフォロー
万が一、保護が実現せず捜索終了してしまった場合でも、無料でのアフターフォローを無期限にて実施しております。また、保護後の脱走防止策や、猫との信頼関係を深めるためのアドバイスも行い、脱走再発防止をサポートしております。

●飼い猫の捜索はペット探偵プライベートアイへ
・見つけたのに逃げられた
・もう保護できないのではないか心配
・パニックになって遠くへ行ってしまった
など、飼い猫の脱走にお悩みの方は、プライベートアイにお任せください。
猫は恐怖を感じると、身を守るために人から離れようとします。
豊富な経験から導き出された手法を駆使して、大切なペットの円滑な保護に努めます。
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