
ペット探偵プライベートアイでは、各都道府県の動物愛護センターへご挨拶回りを行い、日頃の連携強化の意識を高め、迷子ペットの円滑な保護に努めております。
今回は、東京都動物愛護相談センターでの活動や取り組みについてご紹介していきます。
市区町村や地域のボランティア活動チームと協力を行うことで、殺処分0を実現することや狂犬病予防の啓発、動物教室などを実施し、トラブルの抑止に向けた取り組みを行うなど、多岐にわたる活動を知ることができ、職員さまの大変な苦労を実感いたします。
そんな素晴らしい取り組みを行う、東京都動物愛護相談センターの概要について知ることで、ペットの脱走時に頼るだけでなく、生活上の問題にも役立てることができるでしょう。
定期的にセンター見学も実施しているため、ご興味のある方は、ぜひ動物愛護精神を学びに伺ってみてください♪
※センターさまの許可を頂いた上で掲載しています


弊社では、行政や専門機関との連携強化を図り、迷子ペットの迅速な保護へと役立てています。
東京都動物愛護動物愛護センターのご案内
1.東京都動物愛護センターの概要
東京都動物愛護相談センターは、本所と多摩支所、城南島出張所に区分されており、世田谷区・日野市・大田区の3ヶ所に事務所があります。
東京都動物愛護相談センター本所
住所:東京都世田谷区八幡山ニ丁目9番11号
電話番号:03−3302−3507
東京都動物愛護相談センター多摩支所
住所:東京都日野市石田一丁目192番地の33
電話番号:042−581−7435
東京都動物愛護相談センター城南島支所
島根住所:東京都大田区城南島三丁目2番1号
電話番号:03−3790−0861
今回お邪魔した本所では、現在26名の職員さんが在籍しており、限られた人数で苦情や相談の問合せ対応、動物愛護精神の普及・啓発活動の実施、引き取った動物譲渡のための取り組みなど、幅広い業務をこなしており、大変なご苦労が感じられます。
ですが、責任感をもって業務に取り組んでおられ、各課題に向き合う姿勢から多くの学びをいただくことができました。

2.東京都動物愛護センターの取り組み
そんな東京都動物愛護センターでの主な業務内容についてご案内いたします。
相談業務
動物の苦情及び逸走についての相談や動物の飼育に関する相談、動物愛護に関する相談に応じています。
動物の苦情には、野良猫の糞尿や餌やりについての相談が多いようです。逸走についての相談があった場合には、迷子情報の登録を行い、飼い主さんへ迷子ペットが円滑に戻るような仕組みを設けています。
譲渡事業
犬や猫の譲渡を希望する方に対して、譲渡に関する情報提供やマッチングを行っています。
公式ホームページを確認すると、譲渡に関する手引きや注意事項、里親募集中の動物についての情報などが定期的に掲載されていることが確認できます。
啓発活動
動物愛護に関するイベントの開催や、情報提供などを行っています。
主に団体譲渡会や譲渡事前講習会を定期的に実施しており、公式ホームページをご覧いただくことで、開催日を把握することが可能です。
愛護指導業務
動物が適正に飼養されているか(虐待、給餌、飼育環境など)を確認し、問題があれば指導を行います。また定期的にしつけ教室なども実施しています。
動物取扱業の登録
動物の販売、貸出、訓練、保管などを行う事業者の登録を行っています。
収容動物に関する情報の管理及び周知
迷子動物や負傷動物(犬、猫、ウサギ、鳥、アヒルなど)を収容し、保護・治療を行っています。また譲渡のためにホームページ内で情報の掲載をしています。
以下の写真は、センターにて引取りをされたワンちゃんのビフォーアフターです。引取り直後は、毛が長く伸び、衛生的にもあまり良くない状態でしたが、職員さんらの手によりとても可愛らしく変身しました!

3.東京都での動物の取り扱いについて
東京都動物愛護センターの令和4年度の動物の総取引数は56件あったようです。
引取り理由は、病気や死亡、経済的問題による飼養不能が主なものでした。
また、昭和58年には56,427頭存在した殺処分が、令和4年度には174頭までに減少しており、職員さま方の活動が功を奏した結果となっております。
さらに殺処分を行っても、致死処分がほとんどであり、健康体での殺処分は0を実現しています。
そんな東京都動物愛護相談センターでは、「ハルスプラン」という理念を掲げ、動物の引き取り・殺処分数の更なる減少を目指し、飼い主責任の徹底を取り組みの大きな柱として活動しています。

4.ワンニャンとうきょうとは?
東京都動物愛護センターでは、犬や猫の譲渡情報や、最後まで愛情と責任をもって飼うための情報を提供する専門サイト「ワンニャンとうきょう」を運営しています。
譲渡を考えている方や、ペットとの長期的にわたる円満な飼育について初めての方でもわかりやすいように、見出しごとの情報掲載がなされています。
特に、譲渡動物情報では、可愛らしいワンちゃん・ネコちゃんが掲載されており、特徴や性格なども記入があり、見るだけでも心を癒すことができます♪
5.東京都でペットが迷子になった際は連絡を
東京都で大切なペットが迷子になった際は、必ず東京都動物愛護相談センターへ連絡をし、迷子情報の登録を行いましょう。
親切心で保護してくださる方や、情報の提供をしてくださる方は、高確率で愛護センターへの連絡を行います。
そこで、情報登録をしておくことで、飼い主さまへ連絡が入り、無事に戻ってくるというケースが少なくありません。
私たち、ペット探偵プライベートアイも迷子ペットの捜索を行う際は、飼い主さまに愛護センターへの情報登録を済ましたか、確認を行います。
行うべき対策は全て実施し、大切な家族の円滑な家族へ役立てていきましょう。
本記事では、東京都動物愛護相談センターの取り組みや魅力についてご紹介させていただきました。
ご興味のある方は、弊社プライベートアイへご連絡、またはセンターへの直接の問い合わせをしてみてください♪
