
愛犬が脱走してしまった際、飼い主として不安や焦りを抱いてしまうことは、至極当然のことでしょう。
ですが、感情任せに探し回っても、脱走した愛犬を発見できる確率が上がることはありません。
冷静に行動し、適切なポイントを押さえることで、円滑な発見および保護が期待できるでしょう。
本記事では、飼い犬が脱走する原因や隠れやすい場所、脱走時にやるべきこと、やってはいけないことなど、詳細に解説いたします。


プライベートアイ広報部では、日々の捜索活動やペットについての有益な情報について発信を行なっています。
犬の捜索について|目次
1.飼い犬が脱走する原因について
飼い犬が脱走する原因は多岐にわたりますが、犬の性格や飼育環境など、さまざまな要素により脱走が引き起こされることが考えられます。
以下に、飼い犬が脱走する主な原因について、いくつかご紹介いたします。
好奇心や探索本能
新しい場所や匂いに興味をもち、外に出ようとする場合が多く見られます。特に犬は、他の動物と比べ、本能的に自身の周辺を探索したいという欲求が備わっています。
散歩不足や退屈
十分な散歩や遊ぶ時間が与えられていないと、犬はエネルギーを発散させるために脱走を試みることがあります。特に運動不足時は、脱走の大きな原因となっているケースが多いです。
発情期による影響
発情期中のオス犬は、メス犬を求めて外に出たがる傾向があります。近所に発情している犬がいると、その匂いに寄せられて脱走することが珍しくありません。
孤独感や寂しさ
長時間一人でいると飼い犬が寂しさを感じ、外に出て気分転換を図ろうとすることがあります。また、飼い主が不在の際に強い孤独を抱き、脱走することも少なくありません。
リードや首輪の緩み、破損
リードや首輪が緩んでいることや破損していると、飼い犬がそのまま脱走してしまうことがあります。特に多いケースでは、首輪のサイズが合っていない、または古くて劣化しているなどの原因が挙げられます。
フェンスやゲートの設備不良
家庭内でのフェンスやゲートが壊れていることや、隙間があると、そこから脱走してしまうケースがあります。小型犬やジャンプ力のある犬は、低いフェンスを乗り越えることが容易だったり、裏腹に穴を掘る場合もあります。

2.脱走した犬が隠れやすい場所
臆病で警戒心が強い犬が脱走した場合、身の安全のため隠れることが多いです。
そのため、隠れやすい場所を把握しておくことが重要です。
以下に、脱走した犬が「隠れやすい場所」をご紹介いたします。
茂みや草の中
多くの犬は、本能的な習性やそれぞれの性格から、自然の中に身を隠したがることがあります。草むらや茂みは、犬にとって身を隠すのに最適な場所です。近所の公園や空き地にある茂みの中に隠れるケースもあります。これらの場所は、人目につきにくいため、落ち着ける場所として犬が選びやすいです。
物置や倉庫
庭や家の周りにある物置や倉庫は、特に小型犬が隠れる場所としてよく選ばれます。これらの場所は静かで人の出入りが少ないため、犬が安心して身を隠せる場所となります。
空き家や建物の隙間
近所に空き家や使われていない建物があれば、犬がその中に入ることがあります。建物の隙間や地下室、廃屋なども犬にとっては絶好の隠れ場所になります。特に夜間は静かで安全だと感じるため、身を潜める場所として選ばれることが多いです。
地下道やトンネル
都市部や広い土地では、地下道やトンネル、排水溝などが隠れ場所になることもあります。このような場所は、犬が進入しやすく、ほとんど人が通らないため、静かに過ごせる場所として選ばれることがあります。
水辺(河川や小川)
脱走した犬はまず、水を求めて水辺に近づく傾向がよく見られます。暑い日や水遊びを好む犬は、川や池、小川などの水辺に身を隠すケースも確認されます。そのため、脱走した飼い犬を捜索する際には、近くの水辺も重点的に確認することが大切です。

3.飼い犬の脱走時にやるべきこと
飼い犬が脱走してしまった場合、冷静に対応することが重要です。
以下に、飼い犬が脱走した際にやるべきことを順に追って解説いたします。
①冷静に状況を把握する
まず最初に、焦らず冷静に状況を把握しましょう。脱走の経緯や脱走した場所を思い出し、どのような経路を通った可能性があるのか分析します。時間帯や脱走時の飼い犬の状態にも注目し、冷静に状況を整理することが重要となります。
飼い犬の名前を呼びながら探す
犬が脱走した場所でまず試すべきことは、犬の名前を呼んで探すことです。犬は飼い主の声に反応しやすいので、落ち着いたトーンで声をかけながら探します。近くにいる場合、声を聞いて戻ってくることもあります。
③ 脱走した場所の近隣を確認する
脱走直後は近くにいる場合が多いため、脱走場所の周りや近隣の公園、道端などを早急に確認しましょう。飼い犬が隠れている可能性があるため、草むらや物陰も見逃さないように捜索することをおすすめします。
④周囲に捜索の協力をお願いする
周囲の人に助けを求めて、一緒に捜索を行うと効果的です。特に近隣の住民や犬の散歩をしている人に、飼い犬が脱走したことを知らせ、見かけたら連絡を頂けるようお願いしておきましょう。
⑤普段の散歩コースを確認する
犬は、環境に慣れ親しんでいる場所に戻ることが多いため、普段飼い犬が好んで行く場所や散歩コースなどを捜索するとよろしいでしょう。
⑥夜間帯での捜索を実施する
犬の捜索は昼間に行われるものと考えられがちですが、夜間帯での捜索も大変効果的となります。犬は聴覚が優れているため、夜の静まった時間帯に普段のように名前を呼んであげると反応することがあります。
⑦SNSや掲示板で情報を共有する
SNSや迷子ペット掲示板を活用して、脱走した飼い犬の情報を広めましょう。飼い犬の写真や特徴、最後に見かけた場所など、情報を詳細に記載すると目撃情報を得やすくなります。
⑧各専門機関に連絡しておく
管轄の動物愛護センターに連絡や、最寄りの警察に遺失届を出しましょう。また、保護団体にも連絡しておき、迷子犬として届いた情報をチェックしてもらいましょう。もし犬が保護されていた場合、連絡を頂くことができるため、必須項目となります。

4.飼い犬の脱走時にやってはいけないこと
愛犬が脱走してしまった時、冷静に行動することが大切ですが、誤った対処をしてしまうと状況が悪化することもあります。
以下には、飼い犬が脱走した時に避けるべき行動について説明していきます。
無計画な行動
焦ってパニックに陥ったまま捜索を行うことは避けましょう。冷静さを欠いた行動は、探す範囲を見誤ったり、飼い犬をさらに怖がらせてしまう可能性があります。落ち着いて計画的に探すためにも、まずは状況を整理することが重要です。
大声で叫ぶこと
飼い犬が脱走した際に、怒ったり大声で叫んだりすることは絶対に避けましょう。犬は声に敏感で、怒られることを恐れて遠くへ逃げてしまうことがあります。落ちついて普段のように呼びかけることが効果的となります。
無理に走って追いかける
脱走している最中に走って無理に追いかけようとすることは大変危険です。犬は追いかけられると、遊んでくれていると勘違いし、さらに遠くへ走っていってしまうことがあります。
犬の周りで不安定な行動をとる
犬が怖がったり不安に思ったりする原因となるような、不安定な行動をとらないようにしましょう。犬は飼い主さまの行動や表情にとても敏感です。飼い主さまの様子が普段と違うと、飼い犬が不安になってしまうこともあります。落ちついて、いつも通りの状態で近づくことが大切です。
独自の方法で捜索をする
無計画に独自の方法で捜索をするのは避けましょう。脱走した飼い犬の捜索には専門的な知識が必要となり、効率的でない方法では、時間を浪費し、飼い犬がさらに遠くへ逃げてしまう可能性が高まります。早期に専門家へと相談することで、迅速な発見が望めるでしょう。
自然な帰宅を望み脱走を放置する
脱走した直後は、できるだけ早く捜索を開始することが重要です。時間が経つと発見率が低下する恐れが生じるため、すぐに近隣を確認することや、SNSで情報を拡散すること、専門家へ相談を行うことを怠らないよう注意しましょう。

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