
弊社では、動物全般の捜索業務を実施しており、小動物の脱走についても多くのご相談をいただきます。
ハムスターやフェレット、モモンガ、リチャードソンジリスなどの小動物は、好奇心旺盛で狭い隙間に入り込むのが非常に得意です。
そのため、うっかりケージの扉が開いてしまったり、掃除の際に逃げてしまったとのケースが少なくありません。
小さな体だからこそ、見つけることが難しく、時間が経つほどリスクも高まる恐れがございます。
本記事では、小動物が脱走する主な原因や隠れやすい場所、脱走時にやるべきこと、やってはいけないことなど、詳細に解説いたします。

プライベートアイ広報部では、日々の捜索活動やペットについての有益な情報について発信を行なっています。
小動物の捜索について|目次
1.小動物が逃げる原因について
小動物が脱走する原因は予想以上に多く、見逃しがちなポイントが多々あります。
不適切な飼育環境、飼育方法が脱走を引き起こす可能性も。
本記事では、小動物が脱走にする主な原因についていくつかご紹介いたします。
恐怖や驚き
雷や花火、掃除機などの突然の大きな音に驚き逃げ出すことがあります。さらに、見慣れない人や動物の接近もストレスや恐怖となり、脱走の原因になり得ます。
本能的な行動
小動物も本能的に縄張りを広げたり、発情期に異性を求めて行動することがあります。また、狩猟本能が働くと、獲物を追いかけて遠くまで行ってしまうこともあります。これらの行動は飼い主様でも予測しにくいため、注意が必要です。
飼育環境の管理不足
ケージやドアのロックが甘いと、ペットが自力で開けて逃げることがあります。また、窓やドアを開けた際に素早くすり抜けて外に出てしまうことも多いため、飼育環境の管理は徹底する必要があります。
環境への不満やストレス
ペットが運動不足や刺激の少ない環境で生活していると、外に出たいという欲求が強まります。また、騒音が続くと、ストレスを感じて脱走したくなることがあるため、ペットの精神的な健康のためにも配慮が必要です。
学習や過去の成功体験による脱走
特にフェレットなど、賢い動物はケージのドアを開ける方法やロックを解除する方法を覚えてしまうことがあります。体が柔軟な動物は、わずかな隙間を見つけて逃げ出すこともあるため、十分な対策が求められます。

2.種類による脱走についての特徴
小動物は種類によって隠れる場所や逃げ方が異なります。
特にハムスターやフェレット、モモンガなどは脱走が多い傾向にあります。
ウサギ
物音に敏感で驚きやすく、狭い場所に逃げ込むことが傾向があります。庭で遊ばせている最中に勢いで飛び出し、家の外に出てしまうケースも少なくありません。
ハムスター
夜行性で狭い隙間に入り込むのが得意です。掃除中やケージのロックが甘いと、噛み破いて逃げることもあるため、事前の脱走対策は入念に行うべきでしょう。
フェレット
好奇心旺盛で家の中を探検する習性があります。扉の隙間や家具の裏に入り込みやすく、外に出ると戻ってこないことも恐れもあり、早めの対策が必要です。
フェネック
行動範囲は狭まる傾向がありますが、小柄で素早いため捕獲の難易度が高いです。脱走後に発見した際は、無理に追いかけず、好物で誘導するといいでしょう。
リチャードソンジリス
地面に穴を掘る習性があるため、家具の下や隙間に潜り込みやすいです。知能が高く、意外な場所に隠れることもあり、隈なく捜索を行うことが大切です。

3.脱走した小動物が隠れやすい場所
小動物は小さな体と素早い動きで、飼い主が気づかないうちに、思いもよらない場所に隠れていることが多々あります。
この記事では、小動物が隠れやすい場所を室内外それぞれ紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。
◆室内の隠れやすい場所
・家具の隙間
・カーテンの裏
・キッチンの隙間
・家具製品の後ろ
・植物の鉢の周り
・クローゼットの中
・シェルフや棚の上
・カーペットやラグの下
・ソファや椅子のクッションの下
室内の隠れ場所は、狭くて安全な場所が多く、特に床近くや収納スペースに隠れやすいです。温かく静かな場所も小動物にとって好まれる隠れ場所です。
◆屋外の隠れやすい場所
・車の構造部
・車の下や車庫内
・小道や隠れた角
・庭の茂みや草の中
・物置やガレージの隅
・花壇や植え込みの中
・フェンスの下部や隙間
・地下室や外部の収納スペース
・木の根元や落ち葉が積もっている場所
屋外の隠れ場所は、草むらや茂みなど人や動物の視界に入りにくい場所が選ばれます。車の下、ガレージの隅などは小動物にとって安全な隠れ場所となるため、入念にチェックしましょう。

4.小動物を探す際にやるべきこと
小動物捜索の基本的なポイントを押さえることで、発見率が高まります。
次に、飼い主さまの方でやるべきことについてご紹介します。
◆懐中電灯を使用する
小動物の目は光に反射することがあるため、懐中電灯を使用し探すと見つけやすくなります。特に家具の隙間や物陰をゆっくり照らしながら、目の光る反射を探しましょう。夜行性の動物は暗い場所に隠れやすいため、夜間の捜索にも有効です。
◆家の中を静かにして耳を澄ます
小動物は物音に敏感なため、できるだけ静かな環境を作りましょう。そして、「カサカサ」といったわずかな物音を聞き取れるように耳を澄まします。特に、ハムスターやモモンガなどの夜行性の動物は夜のほうが活発に動くため、夜間の方が見つけやすいです。
◆好物やケージを使って誘き寄せる
小動物の好きなエサやおやつを置くことで、自ら出てくる可能性があります。ケージや普段使っている寝床を近くに置くと、安心して戻ってくることも。匂いの強い食べ物を使うと効果的です。
◆粉や新聞紙を使って足跡を確認
小麦粉やベビーパウダーをまいたり、新聞紙やアルミホイルを敷いたりすると、小動物の足跡や移動の跡が残りやすくなります。特に夜間に仕掛けておくと、翌朝どの方向へ動いたのかが分かります。設置する場所は、風や人の動きで乱れない静かな場所を選びましょう。

5.小動物の脱走時にやってはいけないこと
愛するペットが脱走してしまった時、冷静に行動することが大切ですが、誤った対処をしてしまうと状況が悪化することもあります。
以下には、脱走した小動物を捜索する際に避けるべき行動について説明していきます。
音に配慮せず探す
小動物は音や振動に敏感で、大きな音がするとさらに深い隠れ場所に逃げ込んでしまうことがあります。大声で名前を呼んだり、物を乱暴に動かしたりせず、静かに行動しましょう。また、テレビや音楽を消して、わずかな物音に集中できる環境を作ることが大切です。
大勢で捜索する
大勢で一度に捜索を行うことは避けましょう。複数人で一度に動くと、小動物が驚いてさらに隠れたり、追い込まれてしまうことがあります。また、捜索の範囲が広すぎると効果的に見つけられないことがあるため、少人数でポイントを押さえた捜索することが重要です。
むやみに物を動かす
家具や荷物を急に動かすと、小動物がパニックを起こし、狭い隙間に入り込んでしまったり、怪我をすることがあります。本棚や冷蔵庫の下などは、勢いよく動かすと小動物が押しつぶされる危険もあります。動かす前に懐中電灯で確認し、慎重に探しましょう。
外から捜索を始める
脱走したと思って慌てて外を探し回る前に、まずは家の中を徹底的に探しましょう。小動物は、意外なほど狭い隙間や暗がりに潜り込んでいることが多いため、家具の裏、クローゼットの奥、布団の間などを隅々まで確認してください。
独自の方法で捜索する
見つからない場合は、専門のペット探偵に相談するのも一つの方法です。ネットで見た情報や独自の考えで捜索すると、かえって状況が悪化してしまう恐れがあります。小動物の知識や豊富な経験があるペット探偵に依頼すると発見保護の可能性が高まるでしょう。

6.プライベートアイのペット捜索について
以下に、弊社のペット捜索の特徴についてご案内します。
小動物が脱走しお悩みの方は、弊社のペット捜索をご活用ください。
保護のための知識と経験が豊富なペット探偵が常駐していますので、全国にて即日対応が可能です。飼い猫の捜索はスピードが重要なため、迅速な対応が求められます。
24時間365日で無料相談を活用することができ、相談できる内容に限りはございません。前述の通り、即日での対応を承っておりますので、安心してご依頼いただくことが可能です。
大切なペットの保護に尽力する誠実な姿勢、またご依頼者様の気持ちに寄り添ったサポートは、業界トップだと自負しております。捜索においても、ペットの種類や特徴に応じて、適切な捜索方法のご提案を行いますので、お気軽にお問い合わせください。
万が一、保護が実現せず捜索終了してしまった場合でも、無料でのアフターフォローを無期限にて実施しております。また、保護後の脱走防止策や、飼い猫との信頼関係を深めるためのアドバイスも行い、脱走再発防止をサポートしております。

7.小動物が脱走しお困りの方はプライベートアイへ
・適切な捜索方法がわからない
・自分で探しても見つからない
・どこに相談すればよいか迷っている
など、小動物の脱走問題でお悩みの方は、プライベートアイにお任せください。
独自の捜索や誤った方法で小動物の捜索を行うと、さらに遠くへ移動したり、危険な状況に巻き込まれるリスクが考慮されます。
豊富な知識、経験、専門性、相談事例などから導き出された弊社独自のノウハウを、大切なペットの保護に活かすことが可能です。
ご相談を希望される方は、フリーダイヤル(0120−113−443)・メール・LINEのいずれかよりお気軽にご相談ください。
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