
夏の夜空を彩る花火は、私たち人間にとっては楽しいイベントですが、犬にとっては恐怖の原因となることがあります。
大きな破裂音や振動、光の点滅は犬にとってパニックを引き起こしやすく、脱走に繋がるケースが後を絶ちません。
弊社でも、毎年花火大会の時期は、犬の捜索依頼が急増します。
本記事では、花火大会での犬の脱走の危険性と対策について詳しくご紹介します。
大切な飼い犬の脱走でお悩みの方は、まずは弊社の無料相談窓口をご活用ください。


プライベートアイ広報部では、良くある脱走のケースについて、注意喚起を含めてご紹介しています。
花火大会シーズンでの飼い犬の脱走にご注意ください|目次
●花火大会が犬の脱走に繋がる要因
花火大会開催時、普段は落ち着いている犬でも大きな音や光により、予想外の行動を取ることが少なくありません。
その背景には、犬特有の感覚の鋭さと本能が関係しています。
以下に犬が花火大会で脱走してしまう主な理由についてご紹介いたします。
強い振動や光
花火は音だけでなく、空気や地面を揺らす振動、そしてまぶしい閃光が生じます。複数の刺激が同時に襲いかかることで犬は混乱し、制御不能のパニック状態になります。
方向感覚がなくなる
音があちこちから響くため、どちらに行けば安全か判断できなくなります。結果として、知っている道ではなく、訳も分からずに走り去ってしまうことがあります。
突発的な大きな音への恐怖
犬の聴力は人間よりはるかに鋭く、離れた場所の花火でも間近で聞いているように感じます。この恐怖から、本能的に全力で逃げ出してしまうケースが非常に多いです。
過去の恐怖体験との結びつき
雷や爆竹など、似た音で怖い経験をした犬は、その記憶が花火の音と結びつきやすく、より強く恐怖を感じます。
普段はしないような行動を取る
パニックになると、普段は飛び越えない塀を越えたり、網戸を破ったりしてしまう犬もいます。恐怖で体がいつもより動くようになってしまうのです。

●弊社での保護事例についてご紹介
以下に弊社で実際に対応した、花火大会の大きな音に驚き脱走してしまったワンちゃんの保護事例について、ご紹介いたします。
同じような状況でお悩みの飼い主さまの助けになりましたら幸いです。
私の自宅は、毎年行われる地域の花火大会の会場近くに建っています。
今年は例年よりも花火の音が大きく、その大きな音に驚いた飼い犬が家の敷地から飛び出して逃げてしまいました。
その時、私は来客の対応をしていたため、すぐには捜索に出られず、「そのうち戻ってくるだろう」と思っていました。
来客対応が終わった後に外へ探しに出たものの、見つけることができず、自分で戻ってくることもありませんでした。
捜索を後回しにしてしまったことを大変後悔しておりますが、一刻も早く飼い犬を見つけたいと考えています。
電話対応してくださった方がとても親切で丁寧だったため、プライベートアイさんへの捜索依頼を決意しました。
担当の方が現地へ来てくださり、脱走時の状況を詳しく説明しました。
また、周辺の方々に聞き込みを行ったところ、いくつか犬の目撃情報を得ることができ、情報を頼りに捜索を進めてくださいました。
その後の聞き込みで、山から犬の鳴き声を聞いたという情報を得ることができました。
担当の方と2日間にわたり、山の中を捜索していると、犬の鳴き声が確かに聞こえてきました。
鳴き声のする方へ進んでいくと、川沿いにいる愛犬を発見し、無事に再会を果たすことができたのです。
危険を顧みず、山や川を越えて犬を保護してくださった担当の方には、心から感謝しております。
すぐに駆け付けて見つけてくださり、本当にありがとうございました。
【無事保護ができたコユキちゃん】※飼い主さまの許可を頂いた上で掲載しています

●事前にできる対策とは?
ここでは、花火大会シーズンの飼い犬の突然の脱走に備えるため、事前にできる脱走防止対策をいくつかご紹介します。
以下のポイントを参考に、脱走防止の対策を行いましょう。
開催日を事前に確認
イベント情報、観光協会HP、SNSで近隣の花火大会や夏祭りの日程を調べましょう。打ち上げ場所や風向きによっては、距離があっても音が響きます。また、雷雨や野外コンサートなど、似た条件のイベントにも注意が必要です。
散歩時間の前倒し
花火開始の数時間前には散歩を終えましょう。その際、普段より少し長めに散歩することで、体力を消耗させて落ち着きを保ちやすくします。花火が始まってからの外出は避けるようにしましょう。
室内外の脱走経路の遮断
窓やドアは施錠するだけでなく、劣化や破損がないかも確認します。フェンスは、犬が飛び越えたり潜り抜けたりできない高さに調整しましょう。物置や段差が近くにある場合、それが足場になることもありますので要注意です。
GPS付き首輪や迷子札の装着
首輪には迷子札をつけ、首輪が外れた場合に備えてハーネスにも情報タグをつけます。可能であればGPSトラッカーを併用し、リアルタイムで位置が確認できるようにしておくと安心です。

●脱走してしまった場合に対策
どんなに注意していても、犬は予期せぬ瞬間に脱走してしまうことがあります。
大切なのは、焦って無計画に探し回るのではなく、落ち着いて正しい手順で行動することです。
以下に、もし逃げてしまった場合にすぐやるべきことをご紹介いたします。
すぐに近隣を捜索
逃げてすぐは犬がまだ近くにいる可能性が高いです。家の周囲や庭、物陰など、隠れやすい場所を優先的にチェックしてください。パニック状態の犬は、自分からは出てこないことが多いため、視覚だけでなく物音や足跡も探すのがポイントです。
広範囲の捜索も視野に
花火の音から逃げる犬は、普段より長い距離を一気に走ることがあります。初期捜索で見つからなければ、半径数km単位まで範囲を広げ、人気の少ない場所や川沿い、空き地なども確認しましょう。
名前を呼ぶより音で誘導
パニック状態では、名前を呼ぶ声さえ警戒されることがあります。犬が安心する音(フードの袋を開ける音、エンジン音、おもちゃで遊ぶ音など)で注意を引くのも有効です。
情報拡散で目撃情報を集める
SNSや迷子ペット掲示板を活用し、犬の特徴や逃げた場所・時間を明確にし拡散しましょう。近隣の店や動物病院にチラシを置かせてもらうことも有効です。花火大会の夜は外出している人が多く、情報が広がるスピードが早い時間帯なのですぐに行動に移しましょう。
迷ったらすぐプロのペット探偵へ連絡
時間が経てば経つほど発見率は低下する傾向にあります。ペット探偵は犬の習性や行動パターンを分析し、豊富な経験や知識を捜索に活かすことが可能です。特に夜間や交通量の多いエリアでは、飼い主さまだけでは見つけるのが困難な場合もあり、早めの依頼が安心・安全に繋がることでしょう。

●プライベートアイのペット捜索について
プライベートアイでは、飼い犬の脱走についてさまざまな状況での捜索を対応してきました。
以下には、弊社の特徴についてご案内します。
全国即日対応
保護のための知識と経験が豊富なペット探偵が常駐していますので、全国にて即日対応が可能です。飼い犬の捜索はスピードが重要なため、迅速な対応が求められます。
万全なアフターフォロー
万が一、保護が実現せず捜索終了してしまった場合でも、無料でのアフターフォローを無期限にて実施しております。また、保護後の脱走防止策や、犬との信頼関係を深めるためのアドバイスも行い、脱走再発防止をサポートしております。
低価格で明確な料金体制
8時間:50,000円〜(諸経費・消費税別)諸経費には、交通費や宿泊費、機材費などが含まれております。捜索の状況に応じ、延長を行うかどうかは依頼者さまとご相談の上実施します。延長を行う場合、初回料金の半額にて対応が可能なため、お気軽にご相談ください。
迅速な対応でトラブルを回避️
24時間365日で無料相談を活用することができ、相談できる内容に限りはございません。前述の通り、即日での対応を承っておりますので、安心してご依頼いただくことが可能です。
業界一を誇る誠実さとサポート体制
大切なペットの保護に尽力する誠実な姿勢、またご依頼者様の気持ちに寄り添ったサポートは、業界トップだと自負しております。捜索においても、ペットの種類や特徴に応じて、適切な捜索方法のご提案を行いますので、お気軽にお問い合わせください。

●花火大会で脱走した際の無料相談窓口
・花火大会で飼い犬が脱走した
・大きな音に驚き逃げてしまった
・土地勘がない場所で迷子になった
など、飼い犬の脱走にお悩みの方は、プライベートアイにお任せください。
花火大会は年に一度の楽しいイベントですが、犬にとっては命の危険にもつながりかねない注意が必要な日です。
事前の備えをすることで、脱走のリスクは大幅に減らせます。
「うちの子は大丈夫」という油断が、大切な命を危険にさらす可能性があることを忘れず、しっかりと対策を行うことを強くおすすめします。
ご相談をご希望の方は、ペット探偵プライベートアイの「無料相談窓口」をページ上部の電話・メール・LINEのいずれかのボタン及び下部のメールフォームよりご活用ください。
専門家が丁寧にサポートし、最適な対策提案をさせていただきます。
